
サッカー・サポート・センターのツイックラーです。アウグスブルクのGK フィン・ダーメンの紹介です。
ブンデスリーガはヨーロッパ屈指のリーグですが日本ではブンデスリーガはあまり人気がなくブンデスリーガにどんな選手がいるかほとんど知られていません。しかしことGKに関してはドイツというイメージは日本にも根強く残っています。ゼップ・マイヤー、シューマッハ、カーン、ノイアー、テア・シュテーゲンなどなど数え上げたらキリがないほど世界に誇れるGKをブンデスリーガは輩出しています。しかしノイアーやテア・シュテーゲン以降、ワールドクラスのGKは出てきていません。
そんなブンデスリーガで活躍する今後ドイツ代表を背負うワールドクラス候補のGKであり子供に手本にしてほしいGKを年間100試合をブンデスリーガを観るツイックラーがを紹介します。
今回はフィン・ダーメン。各世代別代表に常に名を連ねるアウクスブルクのGKです。マインツ所属時代には2021年に行われたU21EUROではドイツ代表の優勝メンバーの1人であり、2024/2025シーズンはケガで出遅れましたが12試合中9試合クリーンシートを達成しアウクスブルクの連続無失点記録(630分以上)の達成に多く貢献しました。
一見サッカーエリートで若い頃から試合に出ているように思いますが、実は苦労人でユースから所属していたマインツ時代はほぼ試合に出ることはなく2番手でした。26歳の時、2023/2024シーズンにアウクスブルクにチャンスを求めて移籍しスタメンの座を射止め31試合に出場することができました。そして2024/2025シーズンは才能を思う存分発揮しクリーンシートを連発しアウクスブルクの連続無失点時間を更新することができました。
優勝したU21のEUROから注目していて活躍はまだかまだかと期待をしていましたが、なかなか日の目を浴びることがありませんでしたがとうとう表舞台に現れ頭角を現してきました。今後活躍をつづけビッククラブに移籍を果たしワールドクラスの仲間入りする存在でありドイツ代表の守護神候補となっていくダーメンを知ってもらいGKを目指す子供たちのお手本として知ってもらいたいです。


プロフィール
名前 | Finn Dahmen(フィン・ダーメン) |
国籍 | ドイツ |
生年月日 | 1998年3月27日 |
身長 | 186cm |
体重 | 80kg |
経歴

- ヴィースバーデン出身(ドイツ)
- 2014年 マインツの下部組織に加入
- 2020/2021年シーズン バイエルン戦でデビュー
- 2021年 ドイツU21代表のメンバーとしてU21ユーロで優勝
- 2023年 アウクスブルクに移籍
- 2024/2025年 7試合連続無失点(630分以上)のチーム記録を樹立
特長

シュートストップ
1vs1のシュートブロックの安定感が素晴らしいです。シュートコースを消しながらしっかり寄せ、シュートを撃たれる前に倒れ込まず相手の動きを観察し、シュートが体にぶつかる様に体を大きく見せる姿勢を素早く作ることができます。シュートブロックだけでなく横へのダイビングもネコの様に素早く飛距離もあるのでGKとしては小さい体でも守備範囲を広く守ることができます。
アウクスブルクという残留が目標であり守備中心の戦術をとるチームですが2024/2025シーズン12試合出場中8試合クリーンシート達成していることが安定したシュートストップを物語っています。

GKの最も大事な技術はシュートストップ。どんなに足元が上手でもゴールが守れなければGK失格です。ダーメン選手を参考に正しい姿勢でシュートストップの技術を身につけ怪我を防止しながらゴールを防ぎましょう。
ロングフィード
残留が目標であるアウグスブルクは戦術上ボールを持っている時間は少なくなるので、ロングボールが投資ても多くなり攻撃のキーポイントになります。ダーメンもロングフィードでアウグスブルクの攻撃に貢献しています。ほぼずれることなくトップへボールを供給しており、右足でも左足でも供給可能です。

GKからのロングフィードはチームの武器になる技術。右足、左足両方の足でけることができるとボールの置く場所に制限がなくなるので、ボールを奪われずに蹴ることができます。GK目指す選手はたくさん練習しましょう。
起き上がりの速さ
シュートストップの上手さもさることながらシュートブロック後の起き上がりがものすごく速いです。その為セカンドボールへの対応が素早くでき、セカンド、サードと連続してボールに反応しセーブしていきます。良いGKはこの能力が高く、またどんな状況でもあきらめないメンタルを併せ持っているおりドイツ代表のレジェンドGKでもあるノイアーも同様に起き上がりが速く、ドイツ代表や所属チーム(シャルケやバイエルン)でも数々のピンチを防いできました。ダーメンはノイアーにも匹敵するほどの俊敏さがあり、ボルシアメンヘングランドバッハ戦で見せた良いメンタルを持っています。

起き上がりを速くする動きは反復することが大事です。コーディネーション能力を向上させダーメン選手の様に素早い動きができる様に連取しましょう。
ウィークポイント
身長
ヨーロッパで活躍しているGKは190㎝以上が多い中、ダーメンは186㎝と決してGKの中では身長が高くありません。身長差を補えるほどの俊敏さや反応速度を持っていますが、物理的に身長が低いことでハイボールやシュートブロックの範囲など届く範囲が狭くなることは起きてしまいます。
ポジェッションやビルドアップ
ダーメンが所属しいたチームはマインツやアウクスブルクと残留が目標の下位チームばかりです。その為、GKからボールを繋ぐサッカーをすることはほとんどなくロングフィード中心です。今後ダーメンが上位チームに移籍していくとGKからビルドアップをすることが増えてくるので、適応できるかは疑問符がついてしまいます。ただしアンダーカテゴリーのドイツ代表には常に呼ばれていて2021年のユーロU21ではドイツ代表のレギュラーとして優勝をしています。ドイツ代表はGKからビルドアップするチームなのでダーメンもできないことはないと思いますがA代表では通用するかはわかりません。GKとしての能力は間違いないので、今後トップレベルのチームに移籍しビルドアップの能力を向上させてほしいです。
まとめ

各世代の代表に選ばれ、U21EUROでは優勝に貢献しているにも関わらず、マインツではツェントナーの壁に阻まれ出場機会は限られていました。出場機会をもとめて2023/2024シーズンに移籍したアウクスブルクでレギュラーの座につき31試合に出場することができたことで自信を深めたと思います。
そして満を持して挑んだ移籍2年目さらなる飛躍を期待していましたがケガで出遅れ、また控えに戻ってしまいました。しかし16節のシュツットガルト戦からスタメンの座を奪いかえしてから12試合連続出場し4失点うち9試合はクリーンシートという前シーズンを大きく上回る大活躍でアウグスブルクのEL出場圏内の順位に貢献しています。
来シーズンの移籍はまだ早いかもしれませんが、この活躍を最終節までキープし2年後にはリーグトップのクラブに移籍してほしいと思っています。そしてテア・シュテーゲン以降のドイツ代表GK候補として名乗りを上げA代表での活躍を期待しています。GKを目指している選手は必見ですが、ダーメンを観ることができるのはブンデスリーガだけです。気になる人はぜひ見てみて下さい。
★ブンデスリーガについては下の記事をご参考にしてください。

GKとしての素質ももちろんありますがGKにはにつかわないベビーフェイスの持ち主であるダーメンに注目して下さい。enjoy football!!


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